引っ越しをする上で気になってくるのは子供たちの学校区です。
どんな学校に行かせたいとかこの学校は嫌だ!とかいろいろと悩む部分は出てくるのではないでしょうか。
ただ、通常であれば、小学校や中学校というのはその決められたエリアでしか通う事はできません。では、足立区ではどうなっているのでしょうか?
◆小学校の学校選択制度について
足立区教育委員会では小学校について子供たちの通学の安全性を考慮し住所地の学区域、もしかは学区域に隣接する学校のみ選択できるようになっています。
近年では少子化に伴い学校も廃校になったり統合されたりと様々な結末を迎えています。
その中でもいかに子供たちやその養育者たちに自由を与えられるかが今後の課題となるのではないでしょうか。
今では小学校から特別教育があり、その学校によって力を入れている部分が変わってきます。どうせなら自分たちの目指す道に近い部分の勉強が学べる学校に行きたいのは誰もが思う事でしょう。
本来であれば全区域からで選びたい所ですがそれはできなくなってしまいました。
この小学校の選択制が吉と出るか凶と出るかはまだ分かりません。
◆中学校はどうなの?
中学校は小学校以上に学校の特色が強くなる傾向にある分、全区域内からの選択制となっています。
中学校という「時間」は特に高校・大学に進学する上での重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。どんな状況で中学校生活を送るかによって勉強や生活環境が大きく変わって来るのです。
そう考えると、足立区のこの全区域からの選択制度は非常にいいですね。
小学校の制度改正には非常に残念ですが仕方ありませんね。
◆気になるあの質問
よく聞かれるのが希望する学校に入学できるのか?という事ですが、基本的に優先はその区域の住民からという事になります。
そこでも生徒の空きが出れば近隣の希望者に話が周ってくるという状況になっているようです。
また隣接していない学校に絶対入学できないのか?という内容ですが、基本はできません。しかし、改正前の段階で兄弟・姉妹が通っていればその学校にも通う事が出来ます。
ですが、優先枠というものはない為、抽選で落ちてしまう可能性もありますね。
このように抽選になってしまうと兄弟と同じ学校に入れないなんて事も起こってしまう可能性があります。
そうなると学校行事が被ったら親はどうすればいいのでしょうか?
せめて兄弟・姉妹がいるところは優先してあげてもいいのではないかという意見は多く聞きます。
この住民の意見を取り入れるか取り入れないかは足立区教育委員会次第ですね。