坪単価って何って思っている人も多いのではないでしょうか？
実際に坪単価なんて言わないで普通に家賃って言えばいいのにと思うでしょう。
しかし、この坪単価という言葉の使い方を正確に知っておかなければあとで後悔する可能性もあります。
今回は坪単価がなんなのか？どういう意味なのかを詳しく確認していきましょう。
◆坪単価とはレベルのようなもの
まず、坪単価が分かる方がビルの広さや割安感がとても分かりやすくなります。
例えば、1万円/坪で30坪のフロアか1.5万円/坪で20坪のフロアであればどちらが高級感あふれるか分かりますか？
答えは後者ですね。
狭いですが、新しくキレイなため当然物価も高いと言えるからです。
これがもし、Ａビル30万円/家賃、Ｂビル30万円/家賃と言われてもどっちが良い物件なのかも検討が付きません。
しかし上記のような紹介をされることでどちらがよい物件なのかは悩まずともわかるでしょう。
このような事もあるから坪単価での概念があるとも言えますね。
また坪単価の決定方法はその土地の価格で決まる事を忘れないようにしましょう。
建物自体の設備や性能は関係ありません。
◆坪単価が上がることがある？
稀に坪単価が上がることがあります。
その際は、そのエリアの需要に対する供給が不足している時に発生しやすいと言われています。
例えば人気のＡ物件に久々に空き部屋が出来たと仮定して、人気があるから10万円のお家賃を12万円にしてもさほど問題ではないでしょう。
また近隣に商業施設や駅やバスターミナルが新しく建設予定となれば土地の坪単価は上がる可能性も十分にあがりますね！
以上が坪単価についての説明でした。
いかがだったでしょうか？
坪単価の際は物件を見て回るときは清算しやすく便利でもあります。
是非意味や内容は把握しておきましょう。
◆最後に
家賃交渉をする際の注意事項ではありますが、稀に坪単価の中に共益費も＋で入っている金額設定の場合もありますので注意しましょう。
例えば坪単価+共益費で12000円としましょう。
そうすると内共益費が2000円となるので物件の賃料は10000万円という計算方法でいきますので間違えないようにしましょう。
またお家賃交渉の際も同様で坪単価だけから引いた数字と共益費をたした数字が正式な答えとなりますね。
◆最後に
このように細かな気づかいを忘れずに事務所の坪単価の事をマスターした上で賃貸役契約をしていきましょう。
そして今回学んだことをしっかり吸収して今後に役立てましょう。
