事務所における家賃相場の考え方

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1.家賃の決まり方
事務所に限った話ではありませんが、賃貸物件にはそれぞれに相場というものがあります。これは、建物の立地と広さが大部分を占めるのですが、この相場を見ることによってその地域の大体の賃料を把握することが可能です。もちろん、設備が新しく、築年数も新しい物件は人気が高く、更に駅に近いなどとなってくれば、賃料はかなり高額となります。


相場は、場所によってもかなり変動し、駅前などの立地でなければ、逆に郊外で駐車場付きの物件と契約した方が安価である場合もあります。その為、物件選びによって今後の会社の方針ですら変わる可能性があります。
また、事務所などの業務用の物件は、サイトに載っていないことも少なくありません。契約時期や期間、内容によってかなり前後することもあり、特に店舗としての運用であれば時期によってもかなり異なるのが現状となっています。

2.事務所の家賃相場
事務所の家賃相場は、地価によって大分変動しますが、坪計算で1坪2万円から3万円ほどが平均値となっています。もちろん、地方に比べれば東京の家賃相場は、総じてかなり高めの設定となっており、駅前であればどのような場所でも基本的には郊外よりも高くなると覚えておきましょう。
また、事務所の家賃相場は、店舗でない限りはそこまで大きく変動することはありません。事務所は、時期や用途は会社が変わったとしても大きくは異ならないと考えられるからです。逆に店舗に至っては、室内の全てを改装する場合もあり、契約料とリフォーム費用、原状回復費用などを考えると数百万から数千万円ほどの費用になることもあります。
もっとも事務所であっても、場所や時期によって初期費用が高額なることもあり、通常の賃貸契約と違い、仲介手数料や敷金は月額の10倍などといったケースもある為、新たに事務所を賃貸で契約すると考えた際には、土地を買ったうえで新たな建物を作るのがベストなのか、それとも賃貸で契約を続けたうえでこの先も運営していけるのかという観点からも契約内容を考慮する必要があります。

3.家賃相場から見る利便性
事務所における家賃相場は、家賃が高ければ高いほど利便性は高いとみることが可能です。また、不動産に関する契約は、契約料金と建前である掲載料金で差がある為、ネット上だけでは判断できないのが現状となっています。
そして、通常の賃貸契約と同じように契約の際には、必ず現地確認を行ったうえで契約を置こうなことを心がけましょう。

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