ワンルームは使い方次第ですごく落ち着いた空間になります。ワンルームを有効に活用するためには目標を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。ワンルームを有効に活用するためのポイントをお伝えします。
並べるのではなく空間を作る
ワンルームはレイアウトによってホテルの一室のような落ち着いた空間にできることも。そのためにはいくつかのポイントがあります。
目標を決める
ワンルームに関しては、多くの人が広く使えるように工夫しましょう。第1の目標は広く使うことにしぼります。次に統一感ですね。いつの間にか統一感がなくなる、なんてこともよくあります。目標をこの2点にしぼってみましょう。
広く使うために~照明・収納関係
今流行の吊り下げ系のランプは空間を狭く見せます。できるだけ天井に近いものにしましょう。また、背の高い収納やオブジェを置かないようにします。高い収納アイテムは部屋を狭くみせてしまいますから。
ベッドに必ずしもこだわらなくてもいい
大き目のクローゼットなどが部屋にあるなら、引出し付きベッドをあえて使う必要はありません。そこで空間確保を優先させていきましょう。
折り畳み式のひのきベッドや、バレエのバーなどを置くことで、常に布団を干している状態にすれば、ベッドを年中置いているよりも、自由に動かせる空間ができ、掃除も行き届くので衛生的だともいえます。ベッドの下にほこりもたまりにくいので、一石二鳥です。
引出のない木目調の整理棚を有効活用
ホームセンターもお洒落になりましたね。ホームセンターで売っている引出しのないシンプルな三段ボックスや五段ボックスがありますよね。実は有効活用すると、お部屋の収納はもちろん、オリジナリティーある空間が演出できるんです。
棚の向きはどうしていますか?必ずしも細長く縦長に置く必要はないようです。横に寝かせることで、1リットルのペットボトル容器は立てられるものもありますし、A4サイズの本も縦に置くことができます。
ペインティングでワンルームに統一感
ワンルームには、よくあるお洒落な収納タンスは奥行きが大きすぎて、2つ置けば空間が狭くなってしまうんです。そこで、ホームセンターで引出しのない三段棚または5段棚を2つまたは1つ準備しましょう。まずはお部屋のベースのカラーにペンキを塗ったり、デコパージュしたりして作っていきましょう。
例えば、ホワイトのペンキを塗り乾いた後、好きにペインティングすればオリジナリティーがでます。見せたい面をデコレーションするだけでいいのではないでしょうか。
1台は本来の収納棚のように、ワンルームの隅の方に、描いた絵が部屋の中心に向くよう縦に置き、もう1台は寝かせて横におきます。横に寝かせた者は、部屋の仕切りにもなりますので、アンティークな小物やお気に入りインテリアグッズを飾ることができます。
部屋の中心の椅子を決める
部屋の中心となるのは、住む人です。その人がいつもよく座る椅子を決め、それが部屋の中心に置いているような空間づくりをしましょう。よく机に座る人なら、机を部屋の中心に向かって置くような感じです。そうすれば、座っている人はいつも部屋全体を見渡せることになります。
つまり、シンプルなデコレーションした三段棚たちは、いつも部屋の主が見やすい角度に位置していることになるんです。そうすることで癒しの空間を作り出すことができますよ。
工夫次第でワンルームスペースは無限にアレンジ
ただ雑然と並べるのではなく、掃除がしやすいように並べることはマストです。それにプラスして、部屋に統一感を出したければ、壁、天井、床にスペースをつくり、収納庫もインテリアオブジェになるようにアレンジすることで、同じ部屋でもオリジナリティーある素敵なワンルームに変身します。
引出しのない棚は、側面や背面をペイントやデコDIYでインテリアにしてしまうのがポイントです。