戸建を検討していて、初めて不動産会社を訪れたり、住宅見学会に参加したりした時に感じるのが戸建の費用の高さではないでしょうか。戸建は平均いくらくらいの買い物なのでしょうか。土地と一緒に購入した場合の戸建の都市部などの平均についてお伝えします。
東京都の戸建の平均はいくらくらい？
東京都の中でも地域によってかなりの平均価格の差があります。
・中央区や港区：1億4～5千万台
・目黒区、渋谷区、千代田区：8200万～1億1千万台
・世田谷区、豊島区、新宿区、品川区：6000～7000万台
・江東区、杉並区、中野区：5000万円台後半
・板橋区、荒川区、墨田区：4000万台後半
・江戸川区、練馬区：3000万台後半～4000万円前半
・足立区、葛飾区：3000万円台前半
都心は1億越え、東京でも地方の場合は3千万ほどで購入できそうです。平均的な相場は5500万くらいです。
大阪・愛知・福岡の場合は？
大阪や愛知の場合、4300～4500万ほどが戸建の平均相場になっています。東京の地方よりも高め、東京の平均相場よりも1000万円ほど低めと言う感じになります。福岡は3800万ほどなので、東京の地方と同じくらいですね。
何を重視するかで戸建を決めるのがポイント
広さを重視したければ、都心に住むよりも地方の戸建に住んだほうが、同じコストで広い家に住むことができます。しかし、将来的に売却を考えておられる場合は、都心の駅から近い住宅街に戸建を持ったほうが売りやすいといえそうです。
住宅街の雰囲気がいいという場合は、都心の住宅街でなくても、住みやすい住宅街は田舎にもあります。
戸建～都心は高くなっている？
東京オリンピックを控え、都市部の戸建相場は確実に高くなってきています。昨年の10月と比較してみましょう。間取りについては、戸建に一番多いのは4LDKですが、すべての間取りを対象としています。
・目黒区：昨年も今年も8600万ほど
・世田谷区：昨年10月は6900万。今年10月は7600万。
・渋谷区：昨年8100万。今年9200万。
・品川区：昨年6200万。今年6800万。
・中野区：去年5800万。今年5900万。
・墨田区：去年も今年も4300万円台。
地域によっては、昨年とさほど変わらない相場感もありますが、都心やその周辺地域については上昇しているようです。
総コストをおさえたければ土地相場が安い場所を探そう
通勤圏内で戸建を探す場合、利便性や環境のいいところが良い事に越したことはありません。その上で、より土地相場の安くていい条件の物件がある地域を探すことができれば、戸建の総コストはかなり安くなるのではないでしょうか。
