戸建の耐用年数は一般的に22~47年くらいだと言われています。
これから戸建を新築したり購入したりする場合、耐用年数を過ぎると暮らせなくなるのかという疑問をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
戸建、耐用年数と暮らしについてお伝えします。
素材によって変わる耐用年数
戸建の場合の耐用年数は材質によって変化してきます。
・木造住宅:22年
・鉄骨鉄筋コンクリート:47年
・レンガ・石・ブロックなど:38年
など
鉄骨鉄筋コンクリートの耐用年数はとても長いことが分かります。
マンションなどと同じように、戸建も鉄骨鉄筋コンクリートづくりにすれば耐用年数が長くなることが予測されます。
耐震性もあるので地震がきても安心です。
しかし、木造住宅と比較した場合、2倍の建設費が必要となるようです。
手頃な価格で戸建を建設するためには、木造住宅を選ぶ人が多いようです。
木造住宅でも80年以上住める?
木造住宅の耐用年数は22年ほどですが、実際には80年以上住んでいる人もいれば、15年ほどしか住まない人もいるようです。
住み方によって、戸建の耐用年数は大きく異なってくるようです。
メンテナンスをまめにすること
戸建を長持ちさせるポイントとして、メンテナンスが挙げられます。
衣類でもメンテナンスをしっかり行っている場合、何年でも着ることができます。
戸建もメンテナンスをすることで耐用年数以上に住み続けることができそうです。
換気と掃除は基本
戸建の老朽化は、湿気、ホコリによって起こってきます。
換気や掃除をしていないと、ホコリの上に油汚れや湿気がたまるのでカビが生えやすくなります。
カビが生えると、木造がもろくなるので傷みが早まるというわけです。
また、掃除や換気をすることで結露も抑えられます。
さらに、水まわりについての老朽化の早期発見にもつながるようです。
特にお風呂場と脱衣所の境目の床や壁、お風呂場の窓と外壁面などの湿気には気を付ける必要がありそうです。
外壁塗装やクロスの張り替えで外枠を強化
10年目以降になると、クロスが剥がれてきたり、外壁の塗料が剥がれてきたりします。
放置しておくと、枠組みとなっている木材にまで湿気が充満してしまい、戸建がもろく傷みやすくなるので、塗装や張替で耐用年数を伸ばしていく必要がありそうです。
間取りによってもより長持ちさせることができる
戸建を新築する場合、間取りによっても傷みを最小限におさえる工夫ができるようです。その結果、耐用年数を超えても補修箇所も少なくて済む事もありそうです。
迷った場合は不動産会社にご相談されるのも1つかも知れません。