駅近物件のデメリットとは?

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駅近の物件と言えばメリットばかりを思い浮かべるかもしれません。
しかし、よ~く考えてみるとデメリットの部分も多いのです。
今回は駅近のデメリットについてお話していきましょう。
いろいろと参考になれば幸いです。

◆騒音問題と排気臭

駅が近い事でのデメリットと言えば音と臭いが一番でしょう。
電車の音や踏切の音、駅周辺は交通の便が非常にいいので車などの排気臭も通常に比べて多いのが現状です。
特に駅に近づけば近づくほど音が室内に響いてきたりしますので、よっぽどの防音対策がないと非常にうるさいと感じてしまう事が多いでしょう。
更に気を付けておかなければいけないのが内覧した際には聞こえなかった音が実際借り始めたら気になりだすという現象です。
例えば電車などでよくあるのが、日に数回貨物列車などの大型車両が通る時間帯があり、その際に通常の電車音よりもひどい音と振動を感じることがあるなんてこともありえるのです。
そういった事が起こらないように近くの駅にも確認はしておいた方がいいでしょう。

◆賃料が高い

これはもう言わずと知れていることですね。
とにかく、利便性がよくお客様のご利用も多いとなれば必然的に賃料も上がってくるでしょう。
ほんの、5分や10分違うだけで何万円もの賃料の差額が出る場合があります。
駅近=売上があがるとも思われがちですし、確かにそれも間違いではないでしょう。
しかし、そのデメリットを飲み込んでまで借りなければいけない物件でしょうか?
ほんの5分、10分離れるだけでもガクッと安くなる物件もあります。
こういったデメリットは今一度考えてみた方がいいでしょう。
金銭関係のデメリットというのはお店や会社の存続に関わる事なので十分に気を付けておきましょう。

◆駅周辺の環境の変化

そしてこれも重要なのが駅周辺の変化です。
街というものは駅やバスターミナルなど必ず利便性が良いところから変化や進化をしていきます。
となると、駅も変化していきます。
いい意味で進化してくれればいいのですが、逆に退化する可能性もあります。
それは、その近くの駅に新たな駅が増設されその土地のほうが利便性がいい場合や、その駅自体が移動してしまう場合、又は取り壊されて新しくなる場合があるからです。
このようなことになってしまうと、その時の変化が気に入って物件を借りたのに変化した途端、売り上げが下がるなどの事はよくあることです。
駅周辺の変化と言えど、数か月で変わるわけではないですがそういったその地区での改革もよく知っていた方がいいでしょう。
このようにデメリットもありますがそれを知った上でそのデメリットをメリットに変える方法もあるはずです。わからない事や不安なことはしっかりと不動産屋さんに相談していきましょう。

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