足立区で神社と言えば島根鷲神社です。
足立区島根築にある古くからある神社です。
今回はこの島根鷲神社についてお話していきましょう。
◆鷲神社とは
まずは御祭神ですが、日本武尊(福徳鎮護の神)・誉田別命(安産宝授の神)・国常立命(国土主宰の神)となっています。
またこの神社では様々な御祈祷が出来るようになっています。
安全祈願、お車のお祓、成人式、結婚式、家内安全、方位除、地鎮祭、厄除け、神葬祭、初宮詣、七五三、出張祭と実に12種類もあります。
1つの神社でこれだけ御祈祷が出来るのは便利でいいですね。
いろんな御祈祷が出来る事もあって年末年始の大晦日や初詣でも賑わいを見せる神社です。
◆住宅街の中にある特殊な空間
住宅街の中にひっそりと佇む神社です。
とにかく、ここだけ異質と言ってもいいかもしれません。
空気が違います。
普通の住宅街から路地に入っていくと大きな緑の空間が現れます。
そしてすぐに鳥居を見つけることが出来ます。
周囲が家や建物ばかりなので本当にこの神社だけぽっかり浮いています。
鳥居をくぐり境内に入ると石畳の参道が真っ直ぐと神殿まで伸びています。
また正面には木造の建築物も建っており木の素材が良い色合いになっており年を重ねてきたせいか、風流ある色合いになっていますね。
社殿自体は大きいわけではないですが、重厚感ある雰囲気のいい神社でしょう。
◆祭典行事はなにがある?
・大祭
2月祈年祭、9月例年祭、11月酉の日に新嘗祭
・中祭
1月1日歳旦、2月 節分祭、6月/12月 大祓、七五三
・少祭
5月/9月 末社祭、7月1日富士開き、8月仲日 祖霊祭、毎月1日 月次祭、諸祈願祭
と、このようになっています。
◆島根ばやしとは?
祭囃子は、神輿渡御の際などにお祭りを盛り上げるのに必須です。
また、正月や祝い事の際に魔を祓い、言祝ぎをする寿獅子舞や、神楽の上演などとも結びつくことが多く、多彩な顔を持っています。
島根ばやしは、神田囃子の流れを汲むもので、構成は小太鼓1、大太鼓1、鉦1、横笛1の五人囃子です。一度聞けば何度でも聞きたくなるような綺麗な音を奏でてくれます。
島根神楽に伴って奏でられる神楽囃子のときには、この構成に大拍子1が加えられています。
鷲神社の境内には、島根ばやし中興の祖とされる田口峰吉翁(嘉永5年生まれ)の記念石碑があります。
この記念碑は、田口翁の米寿を祝って昭和15年に築造されたもので、これによると翁は慶應2年、14の歳にはすでに神代神楽を習得していました。そして明治15年に青年たちに神楽や囃子を教授するに至ったといい、島根ばやしの中興・発展は、翁の力に負うところが大きかったことが推察されます。
昭和49年11月には「島根ばやし連中」が結成されて以来、会員が神楽や囃子の伝承に努めています。
◆最後に
以上が島根鷲神社でした
足立区で神社に行く際は必ずここに立ち寄ってみましょう。
オススメですよ!