足立区に住めば子供の医療費は無料になる?マル乳・マル子医療証とは?

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日本では、子供の医療費を安くする福祉制度があります。足立区の子供達も医療費において、優遇されています。マル乳・マル子医療証と呼ばれるものです。足立区のマル乳・マル子医療証についてお伝えします。

医療費を無料にしてもらう条件は?
子供の住民票が足立区にあれば、親は足立区に住民票を置いていなくてもいいようです。ここでいう親とは、子供の生計を維持している人のことを言います。もうひとつの条件があります。
それは、子供と親が国民健康保険に加入していることです。この2点を満たせば、0歳~中学校を卒業するまでは、医療費が無料になります。

入院したらどうなるの?
もしも怪我や事故などでお子様が入院した場合、一食あたり360円を本来は支払わなくてはいけません。3食で1,080円ですね。しかし、マル乳・マル子医療証をお持ちの場合は、0円になります。
つまり、入院費も食費も0円になるようです。ただし、健康保険の適用のない差額ベッド代などは有料になります。

大病院を受診する場合は要注意?
ほとんどの大病院は、紹介状がないと受診できないことになりつつあります。しかし、いくつかの大病院は、ある金額を支払えば診察してもらうことができます。紹介状がないにもかかわらず、診察を受けた場合の初診料は無料にはならないことに要注意です。

第3者による事故などにかかった治療費用は戻ってくる?
あまり想定したくないのですが、もしもお子様が第3者による事故で怪我をするなどした場合、医療費がかかります。この時、医療費を第3者に支払ってもらったとしましょう。
マル乳・マル子医療証では医療費が0円なのに、お金が発生していますよね。しかし、この場合は、保護者が支払っていないことになるので、医療費は戻ってくることはありません。

住民票を登録しさえすればいいの?
お子様がお生まれになった場合、住民票の登録をすればマル乳・マル子医療証は交付されるのかといいますと、そうではありません。
・お子様と保護者様の健康保険証
・朱肉と印鑑
この2点を持って、市役所へ行く必要があります。生まれたばかりのお子様の場合、まだ健康保険証が発行されていないので、生計の維持をする父親などの保険証だけでいいようです。マイナンバーも記入しなければいけないので、個人番号通知カードと写真付きの身分証明書(ない場合は健康保険証など)も持参しましょう。

医療機関を実際に受診するときは?
お子様が医療機関を受診する場合、マル乳・マル子医療証の適用を受けない場合は、健康保険証の提示だけでいいのですが、そうでない場合は発行された医療証も提示する必要があります。

マル乳からマル子へ移行する時は申請するの?
マル乳は6歳になった日に一番近い将来の3月31日です。それ以降はマル乳ではなく、マル子になります。保護者は特に何もする必要はなく、自動的に市役所からマル子の医療証が交付されるようです。

足立区に住めば医療費が無料~子供を持つ家庭はお得
足立区に住めば、子供の医療費は無料になるメリットがあります。国民健康保険にさえ加入すればお子様の医療費が無料になりますので、転入などでまだ申請をされていない方は申請されることをおすすめします。

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