日暮里には京成線のスカイライナーという便利な交通手段があります。成田空港へ行く場合が多い方など、成田エクスプレスよりもスカイライナーがより便利で安い理由についてお伝えします。
スカイライナーって何?
スカイライナーは京成線が上野~成田間にめぐらせたラインのことです。日暮里から乗れば、成田まで直通で36分という速さで到着することが出来ます。
成田エクスプレスって何?
成田エクスプレスは、JR東日本の路線網の1つです。成田まで行く場合、東京から直通で54分ほど掛かる様です。つまり、日暮里からのスカイライナーの方が成田まで早く到着できるという訳です。
始発もスカイライナーがお得
始発ではスカイライナーの場合6時42分に成田空港に到着できます。一方、成田エクスプレスの場合、7時18分到着となるようです。
終電に関しましても、スカイライナーなら23時9分に日暮里着なのに対し、成田エクスプレスの場合22時37分着なので、夜の隙間時間を無駄にしたくない場合はスカイライナーが便利なようです。
気になる運賃はどちらがお得?
気になる運賃ですが、こうなっています。
・スカイライナー:ライナー券(特急券のようなものです)1,230円。乗車券:1,240円
→合計2,470円
→IC系のカードをお持ちの場合、乗車券が5円安くなるようです。
・成田エクスプレス:特急券:1,700円。乗車券:1,320円。
→合計3,020円
成田空港をよくご利用される方なら、日暮里に住むほうが時間、交通費が安くなるようです。日暮里に住む予定が無い場合でも、家から日暮里までの運賃と家から東京駅までの運賃が同じの場合、日暮里駅からのスカイライナーを利用したほうがお得になりそうです。
スカイライナーに乗りたくなる理由とは?
スカイライナーのロゴデザインは、ファッションデザイナーの山本寛斎さんによるもので、グッドデザイン賞、ブルーリボン賞を獲得しているようです。
サービスコーナーには、デザインが光る丸い窓も。スカイライナーというだけあり、風に乗る車体は在来線の中では最高速度の160キロだそうです。
洗面所やお手洗いも新しく、広く作られており、車いすも楽々乗り入れ出来るようです。床はオリンピックにも採用されている市松模様で、世界的にも親しみやすいデザインになっているようですし、車両間のドアもガラス式の広々としたドアで開放感があります。乗車中の揺れもほとんどなく、乗車すればすぐに到着してしまうので、もう成田空港かとびっくりされるようです。
飛行機に乗る前~もう1つの楽しみ方
スカイライナーは、日暮里から乗車すれば成田エクスプレスよりも時間、運賃がお得になることが分かりました。飛行機という乗り物を楽しむ前に、スカイラインでワクワク感を盛り上げるのもいいかも知れません。
日暮里付近に引っ越しをお考えの方で、定期的なご旅行など成田空港をよくご利用される場合は、日暮里に住むのが便利だと言えそうです。