日暮里は寺や神社が豊富にある事で知られています。
その中で日暮里の神社を2つご紹介します。
学業、健康、仕事などに御利益があるようです。
理由と共に日暮里の神社の御利益についてお伝えします。
学業ならココ～向陵稲荷神社
日暮里には東大合格者数日本一の開成中学・高校があります。
西日暮里駅から徒歩5分ほどで、その裏手に向陵稲荷神社があるそうです。
もともとは秋田藩主の佐竹氏の屋敷の敷地内にあったそうなのですが、開成高校の敷地内であった時期もあったようです。
向陵稲荷神社の恩恵を受けて開成高校が日本一の進学校になったのか、開成高校があったから向陵稲荷神社が学業の神様として参拝に訪れる人が多くなったのかは謎です。
しかし、最近は受験祈願として遠方から向陵稲荷神社へ参拝する人が多いようです。
さらに、太平洋戦争ではこの付近の建物は空襲で焼け野原になる中、こちらの神社だけは無事だったという事からも商売繁盛の運気も伺えそうです。
神社自体はこじんまりしているそうですが、鳥居、社殿、狐のお稲荷様も鎮座されているようです。
お稲荷さんと狐
全国にたくさんある稲荷神社、稲を神としていたそうです。
狐は稲を食べるネズミを退治した事、狐のしっぽが稲穂に似ていた事などの理由もあり、稲荷神社が商売の神とされた江戸時代に稲荷狐が稲荷神だと勘違いされたそうです。
神社の神様は白で表されますが、稲荷狐も神様と同じ白狐です。
人々に幸せをもたらすので白色になったと言われているようです。
参拝すれば御朱印ゲット～健康・仕事運～諏方神社
諏方神社は西日暮里駅からすぐの所にある神社です。
風水では西は金運を表すので、願いを叶えてくれる神社があるのかも知れません。
長野県の諏訪明神の分神として迎え入れられたとされているようです。
毎年8月には例大祭が盛大に行われるようです。
さらに3年に一度、御神幸祭（ごじんこうさい）では、神輿が西日暮里の街を練り歩き、町内全体で縁かつぎをするようです。
諏方神社の境内にも稲荷神社があるようです。
境内にはこれらの大神、稲荷神社、神社が奉られているようです。
・御嶽山大神
・八海山大神
・三笠山大神
・銭降稲荷神社
・三宝荒神社
・三峰神社
・末廣稲荷神社
富士見坂を観光しながら諏方神社で御利益
日暮里はファミリー世帯が多いそうですが、富士見坂のレンガ造りは風情があります。
まるで「冬のソナタ」を思わせる緩やかな坂道です。
平成25年までは坂から富士山も見えていたそうですが、建物によって見えなくなったとのことです。
諏方神社は富士見坂沿いにあるので例大祭以外でも、お散歩がてらに立ち寄れそうです。
