事務所の間取りを考えることは非常に重要な事です。
この間取りが失敗するだけで作業効率は一段と悪くなります。
ではまずはどのような事から考えていけばいいのでしょうか。
◆レイアウトを考えよう
まずはレイアウトからゆっくり考えていきましょう。
部屋の中のレイアウトって何を基準にしていいのかよくわかりませんよね。
そんな時は人員をメインに考えるといいですよ。
今後人員増加の予定がなければ作業がしやすいように一人ひとりの作業場(デスク)を広めに確保するようにしましょう。
逆に人員増加が見込めるのであれば予め余裕を持って事務所の中を作り込んでいかなければいけませんね。
基本的にいくつかのレイアウトがあるので見ていきましょう。
◆レイアウトの種類をご紹介
ここではいくつかのパターンに分かれたレイアウトについてお話ししていきましょう。
まずは対抗式レイアウトです。
部署や班ごとにデスクを対向させる配置をする作りです。
一般的に島型とも呼ばれています。
まとまったデスク配置なのでコミュニケーションが取りやすく非常にバランスに良いレイアウトでしょう。事務職や営業職には向いていますね。
次はフリーアドレス型レイアウトというのがあります。
形状は島型とは似ているもの島型とは異なり固定席という概念が無くなります。
よって会社に着くと好きな席に座り仕事を始めるという流れになります。
このレイアウトのいいところは必要最低限の座席にできるのでスペース効率が良いところですね。
あとは座席を決めないのでいろんな部署の人たちと壁を超えた交流もできるというメリットもあります。そう考えると悪くはないのでしょうか。
このレイアウトは主に外出が多い営業マンや出張が多い部署に最適なレイアウトと言えるでしょう。
このほかにも大学などで見かけるような3人掛け程の机がひたすら縦に並んでいるスクール型レイアウトや、ブース型のレイアウトなどもあり、黙々淡々と作業するにはいい環境かもしれません。
あとは背面対抗式レイアウトもあります。
ちなみにこの背面方式は机で円を描くように配置し、スタッフ同士は背中を向けて作業を行います。その分、班でブースを作るという事で話し合いなどは非常にしやすいでしょう。
◆まとめ
ちなみにこの間取りですが専門の業者さんも居たりするので、もし分からない事があるようであれば、専門の業者さんに見積もりの依頼をするか、不動産屋さんに相談してみるのもいいでしょう。上記のレイアウトを最初にしっかり決めた上で間取りを決めていくと効率よく決められますよ。