事務所の光熱費はどれくらい掛かっているものなのでしょうか。戸建てタイプ、マンションタイプなどでも変わってきそうです。
事務所の光熱費を節約するポイントについて、事務所光熱費の平均とともにお伝えしていきます。
光熱費~電気代の平均とアイテム
事務所の光熱費の中で、大きな額を占めるのは電気代です。
戸建てタイプの事務所なら、冬場の1カ月あたりの電気代は2万円くらい、夏場は1
5千円くらいの様です。電気代がかかる家電はこちらです。
・空気清浄器
・エアコン
・コーヒーメーカー
・湯沸しポット
・照明器具
・自動販売機
・パソコンやタブレットなどの小物家電の電気代
・門灯
など
ガス代~ひかないほうがいい?
ガス代が掛かっている事務所の場合、お湯代だけでなく昼食時にガスコンロを利用しているところが多い様です。
調理当番を決めて事務所で働く人全員分の調理をするなら、材料費と共に福利厚生費に変更することも出来るかも知れません。
しかし、個人的に温めに利用したりするだけなら浪費につながるだけでなく、安全面でも心配です。
その場合、ガスはひかないほうがよさそうです。ただし、事務所の売上が大きな黒字を出し続けている場合などは、節税効果のためにガス代があるほうが良い事もあるようです。
水道代~こんなところで節約
水道代については、掃除で利用する場合はマストなので必要な費用と言えそうです。
水道代の平均は1リットルあたり約0.2円だと言われています。
事務所によって、部屋数や掃除をする人の人数も違うかも知れません。
例えば、毎朝の掃除で3人の人が1部屋ずつ水拭き掃除をした場合、1人当たり3リットル使ったとしても合計9リットルなので、1日あたり1.8円です。
20日勤務だったとしても、36円/月なのでマストな費用だと言えそうです。
しかし、事務所によって、このような場合は浪費と言えるかも知れません。
・従業員が手作り弁当の容器を毎回ランチごとに洗う
→従業員の数が多いほど浪費につながる
・従業員全員分のランチを誰かが作る場合の洗い物に使う水の量
→食洗機ならさらに電気代もかかります。
・加湿器の各部屋での長時間使用
など
節約するためのポイント
事務所の光熱費を節約するためにはいくつかあげられそうです。
・残業をしない
→電気代の節約
・利用しない家電は主電源からオフにしておく
→コピー機や利用していないパソコン、使っていないフロアなど
・会議室は窓があり採光がある部屋を選ぶ。採光のある時間帯にすませる。冬は事務所内でもライン、スカイプ、チャットワークなどのツールで行うようにし、会議室は使わない。会議の回数を減らす
→エアコン、照明などの電気代の節約
・冬場、夏場は在宅勤務にする
→エアコン、照明代の節約
・在宅勤務を取り入れる
→照明代、エアコン代の節約
働き方が自由になるこれからの時代、家庭と仕事の両立を大切にしながらも、事務所の光熱費の月々の平均を、少しでも下げる働き方も検討していく必要がありそうです。