1店舗目が軌道に乗り、事業資金も貯まってきました。
そろそろ2店舗目を出そうと考えている方、1店舗目がうまく行ったから2店舗目も間違いなくうまくいく!なんて安易な考えではいませんよね?
店舗展開をしていく上で気になるところ、注意しておきたいところがありますので一緒に確認していきましょう。
◆人材育成
まずはなんと言っても自分のコピーを作らなければいけません。
自分とほぼ同じ感覚になれる人材こそが2店舗目を任せるのに相応しいと言われています。
ですが、これに関しては正直、オーナーと同じ考えの人材は100%同じ考えではなく80%でいいのではないでしょうか。
ある程度の会社の方針や基礎が80%できていれば、残りの20%は任せた当人に委ねるのも人材を育成していく上ではかかせない要素です。
そしてその2店舗目の店長になれる人材を育成できたなら次は会社と店の基本マニュアルの徹底です。
今までは1店舗だけでしたので全従業員を把握することが出来ましたが店舗展開をしていくとどうしても人員に目が届かなくなってきます。
ですので、研修などでしっかりと自社の事を学ばせる必要が出てきます。
この研修を徹底していないと、2店舗目は接客対応が悪いなどのクレームをつけられる可能性は十分にあります。
せっかく1店舗目で培ってきたお客様からの信頼を一瞬にして失ってしまう可能性はあるのです。人材=人財ということを忘れないようにしましょう。
◆オーナーはサポート役
自分の店だ!2店舗目だと意気込むのもわかります。
当然、自分が出資したお店ですからミスは許されません。
ですが、極端な2例があります。
口を出し過ぎる人と逆に何も言わず店長に任せて安心している人です。
最終的な判断はオーナーが決めなければなりません。
何もかも他の従業員に任せっぱなしにしていると思わぬところで足元をすくわれてしまいますよ。
何をするにもオーナーはサポート役と踏まえましょう。
店舗展開は細かなところまで目が行き届きません。
メイン(細かい部分)を店長に見てもらい、店舗全体はオーナーが把握しておける環境にしましょう。
◆出店場所の選定
最後に出店場所の選定です。
これも売れるか売れないかで非常に需要な要素となってきます。
いくら人材が良くても立地条件が悪ければ話になりません。
この立地条件に関しては不動産屋さんと一緒に探して話を進めていくのが一番です。
どんなお店でどんなところに出店したいのかを相談しながら慎重に話を進めていきましょう。
不動産を借りて店を作るところで一番のお金がかかってきます。
失敗しないように不動産屋さんとの信頼関係も築いておきましょう。