住宅ローンは年収の何倍で組むといい?

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住宅ローンを組む上でどうしても考え悩むのが年収に対しての比率です。
どのくらいでローンを組むべきなのか非常に迷ってしまいます。
今回、住宅ローンはどのくらいで組むのがいいのかを確認して行きましょう。

◆住宅ローン・年収の7倍は厳しい?
良く話にでてくるのが住宅ローンは年収の7倍で組むといいよ!なんて事も言われます。
実際問題、年収500万円の人が7倍で組むと3500万円まで組めるわけです。
しかし大抵の人に言える共通の事が一つだけ言えます。
今の年収マックスでローンを組むことだけはやめてください。
もしそれで組んでしまうと失敗してしまいます。
この年収が仮にご主人だけのものならまだいいのですが奥さんとの共働きでの収入であれば尚更危険です。
仮にどちらかが倒れて仕事が出来なくなった時点で住宅ローンを払っていく事が不可能になるからです。
そう考えると少しでも安心と安定感を求める為に年収の4倍が妥当でしょう。

◆年収の4倍になるといくら支払う?
年収の4倍になると2000万円までの借入となります。
家自体は少し小さくなるかもしれませんが安定を考えればこれがベストな選択でしょう。
2000万円の35年払い(420ヵ月)で計算するとボーナスなしで月々48000円ほどです。
正直このくらいですと問題ないでしょう。
また基本的には現在貸し出されている同じような条件の金額よりは確実に安くなるように住宅ローンを組むようにしましょう。
その理由はなぜかというと?

◆似た条件の物件より住宅ローンをやすくする理由
よく建てて間もないような賃貸物件の家賃と比べるご家族がいます。
「あそこの賃貸物件は7万円だったから、今回私たちが建てる物件も同じような間取りだから7万円までならローン払えるね」という考え方です。
これはダメです。
なぜかと言うと、今から建てようとしているマイホームには今後、固定資産税や修繕費がかかってくるからです。
それらを考慮しないで住宅ローンを組んでしまうと、先ほどもお伝えしたように「住宅ローンが払えない」という事態に陥ってしまうのです。
そう考えるとやはり年収の4倍ほどで収まる家にして修繕費や税金にお金を残しておくべきでしょう。
また土地だけは少し大きめに持っておくことをオススメします。
土地さえあれば増築も可能だからです。
最初は小さな家でも余裕が出来れば部屋を広くすることもできます。
ご理解いただけましたでしょうか?
兎にも角にも年収ギリギリでローンを組むことだけはやめておきましょう。

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