老後に必要な資金のシミュレーションをしておこう

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老後は先の話と思っている人はかなりの注意が必要です。
老後って何歳の話だと思っていますか?日本では65歳(定年後)くらいから老後と言うそうです。
そんな中でご自身はおいくつになるでしょうか?
仮に40歳になっていれば残り25年しかありません。
25年間で一体何が出来るのでしょうか?

◆老後に必要な資金の目途をつける
まずは一体老後にいくら生活資金がかかるのかを計算し確認しましょう。
まず65歳で定年退職をして、退職金はありますか?出るならいくらですか?
もし「出る予定」という会社であれば無いと思っておきましょう。
退職金は法律上確実に支払わなければいけない賃金ではない為、必ず払いなさいという強制力はないからです。
何十年後かに会社が危機的状態であれば当然退職金なんて払われるわけがありません。そして次は年金です。
65歳までかけた年金は毎月いくらずつ入ってくるのでしょうか?
現在ですといいところ15万円程が平均の様です。
そう考えた上で現在の老後の高齢者の平均生活費を聞いてみましょう。

◆平均生活費はいくら?
現在の65歳以上の平均生活費は夫婦で29.1万円となっています。
さて、ここで「ん?」と思われた方は大正解です!そうです!焦らなければいけません。
年金は一人で15万円が平均でそれ以下しか働いていない奥様の年金を合わせてもいいところ23万円程度ではないでしょうか。
そんな中でなんと6万円も足りない計算となっています。
ということは現在の貯蓄があるか、ないかはご本人次第ではありますが、仮に40歳(240ヵ月)から毎月65歳まで6万円貯金すればおいくらになるでしょうか?
答えは単純に1440万円不足することになります。
しかもこれらの数字は生きている間の生活費だけでの考え方です。
更にもっとお話すると85歳以上生きると仮定すれば、もうこれだけでは資金が足りません。
どうですか?シミュレーションってとても大切ですよね。
これがもし30代や20代後半くらいから、老後の資金について考えられる人であれば、もっと楽に貯蓄することもできたでしょう。

◆最後に
老後のシミュレーションは上記でも分かる通り少しでも早い段階で一度計算しておくことをオススメします。
その状況に応じて将来への貯蓄のあり方が変わるからです。
例えば今ですと普通に貯金するよりは不動産投資の方が熱いと言われていたりもします。
その時の最善の選択ができるようにしっかりと周囲アンテナを張り巡らせていおきましょう!!

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