マイホームは誰もが夢見る部分ですよね。
ただ、そのマイホームを買う上でも一筋縄ではいきません。
基本的に何歳で買うのがいいのでしょうか?
いろいろと考え方がありますのでそれも含めて一緒に考えていきましょう。
◆20代で買うのはどうか?
早く買えば買うほど、老後が楽だと言われています。
確かにそれは間違いありません。
しかし、20代の所得でいくらのマイホームが購入できるでしょうか?
一般サラリーマンの20代の所得ならいいところ250万円~300万円でしょう。
そうなると住宅ローンのマックス借入できる金額は年収の約8倍と言われています。
それを考えると2400万円しか借りることができません。
仮にその時カーローンが200万円あったりすると実質2200万円しか借りられないのです。
そこから月々の支払を8万~10万円を支払っていく事になります。
月給25万円の中から10万円が消えるのは非常に痛いです。
仮に25歳で組めば60歳には完済できますが、その代わり転職や会社での不祥事で減給されるなど給料が減るようなミスはできなくなります。
20代で背水の陣です。
◆30代ではどうでしょうか?
30代は脂が乗ってきてどんどん上がっている時期です。
少し遅めかもしれませんが、35歳から40歳にかけてが理想だと考えます。
この年齢になるとある程度役職がついて給料が安定してくる年齢ですし、第一次転職期間も過ぎているころあいです。
マイホームを購入するならこのタイミングがベストではないでしょうか。
ある程度所得も上がっている為同じ2200万円のローンを組んでも苦しくないでしょうし、上昇志向があればもうちょっと上までローンを組むこともできます。
安定感があり尚且つ家庭が苦しむことなく住宅ローンを払うタイミングはこの年齢が良いタイミングでしょう。
◆この法則には例外があります
ただし、例外があります。
これはあくまでも年代別でお話をしているだけです。
当たり前の一般的な生活をしている方を前提に話しているだけなのです。
世の中には20代でも40代の役職者クラスのお給料を頂いている実力ある若者もいることでしょう。
そのような方はその年収のタイミングで無理のない程度に住宅ローンを組まれれば問題ないです。
そのタイミングに不安がある場合は不動産屋さんに相談してみましょう。
今後のライフプランについて親身なって話を聞いてくれるはずですよ。
無理のない返済計画をしっかり立てるかもしくは身なりに合った金額の家で満足できるようであればマイホームを明日にだって建てることはできるでしょう。