1.部屋の大きさで家賃が決まる
賃貸契約において、気になることは非常にたくさんあります。部屋の広さから、立地・設備、初期費用など自分で考えなければ契約後のトラブルに発展することも少なくありません。また、賃貸契約においては、通常1LDKよりも、3LDKや4LDKなど部屋数が多く広い部屋の方が賃貸料金は高くなる傾向にあります。
特に、東京などにおいては地価の関係もあり、3LDKほどの広さであれば、家賃のみで数十万円ほどの料金となることも少なくありません。もっとも将来的な転勤などが仕事内容として見込まれるような仕事であれば、最初からある程度の値段帯のみで物件を探すのも1つの方法です。
2. 3LDKの平均坪数と地域
3LDKの平均坪数は、全国的にみると70㎡ほどが一般的となっています。つまり、22~23坪ほどが平均値です。しかし、これはあくまでも平均であり、実際この数字通りでは個室が狭いなどの問題があることも。その為、ある程度の広さを保有する物件であれば必ず立ち合いをしたうえで物件を決定するということを意識してください。
また、知識として関東よりも関西の方が部屋の面積は狭いという平均数値となっていますが、あくまでも平均である為、実際の物件をデータのみで判断しないように注意する必要があります。もっとも5㎡ほどの広さの違いでも実際に暮らしてみると部屋のスペースに対する余裕が全く異なる為、金額との相談になりますがよほどの差がない限りは広い方を選ぶようにしましょう。
そして、東京などの地価が高い地域でも安価な値段設定となっている地域も存在している為、利便性や職場への近さなどの個人的な要因以外の自然環境も考慮する必要があります。もちろん、往復の時間だけで数時間も浪費するような場合は、違う物件を検討した方が自分や家族への負担は軽減されることになります。
3.平均坪数と実状
3LDKなどの賃貸物件は、広ければ広いほど料金が高くなりますが、一般市民で借りられる物件とそうでない物件の境目はかなり明確となっています。
しかし、4人家族であっても3LDKの広さで暮らすことは可能ですし、平均坪数は賃貸契約を左右するほどの条件とはなり得ません。しかし、あくまでもどのくらいの広さと生活スペースが必要なのかは、ライフスタイルによって異なってくるということに注意が必要です。
その為、3LDKなどの広い物件に対しては、様々な比較を行ったうえで本当にそのスペース内で将来的に過ごして行けるのかということまで考えて契約しましょう。