1.物件の情報を把握する
マイホームの購入で失敗したという話は、以外と少なくありません。また、人によっては何をもって成功・失敗と判定するのか不明な方もいらっしゃるでしょう。ここでは、疑問の多いマイホームの購入時に気を付けるべきことを紹介していきます。
まず、購入を検討している物件についてはモデルルーム、オープンハウスなどの物件見学は必ず行いましょう。建売でなくとも実際に見に行くことは非常に大切です。
この時に注意したい事として、購入を検討していない物件への安易な見学は控えてください。自分では購入するつもりが無かった物件であっても、見学に行った時に不動産会社の人たちに進められるまま契約してしまうといったケースもあります。
次に、日本の住宅は、「新築」の物件が一番高値である為、相場よりも高額な値段で売り出されている場合があるということを把握する必要があります。興味を持った物件を見つけた場合、相場と比較してその周辺の新築物件と比較することが大切になります。
ちなみに、新築物件は1年経過すると中古物件と同じように扱われるということを覚えておきましょう。また、周囲にある築1年経過した物件と比較して、新築の物件がどの程度の価格で販売されているかを購入者が自分でリサーチする必要があります。
2.不動産・住宅会社をしっかりと選ぶ
住宅を購入する際には、物件から選ぶ場合と住宅・不動産会社を決めて、最初から依頼によって注文住宅を建てる方法の2つがあります。
不動産会社を選択する時は、インターネットなどを活用し、複数の不動産会社の比較・検討を行う必要があります。例えば、住宅メーカーでも不動産会社でも住宅の品質は、選択する会社によってかなり異なり、同じ値段でも後悔するほどの対応や品質の会社なども少なからず存在しています。
その為、家を購入する時には、価格やデザインなどの見た目だけではなく、建物の構造や物件の部材にも気を配る必要があります。
3.住宅ローンを考える
住宅を購入する前から住宅ローンの返済はかなり考える費用があります。現金一括でない限り、毎月の返済がある為、住宅ローンの支払いができず「破綻」する場合も決して珍しくありません。
住宅ローンを支払っていく上で大切な事は、借りられる金額と返せる金額は違うこと、収入からいくら支払いに回すことが可能なのかしっかりと計算することが求められます。この時、安定した収入があるから大丈夫だという考えは、捨ててください。
マイホームの購入は一生の中でも大きな買い物である為、購入時に失敗などという結果にならないように気を付けましょう。