ファミリー向けの3LDKでは、リビングの横に和室が設置されている間取りが多いのですが、この間取りの有効な使い方に悩むことがあります。中には中和室といわれる窓のない和室がリビングの隣にあることも。3LDKの和室の有効な使い方をご紹介します。
子供の遊び場にする
3LDKの和室を、昼は子供の遊び場にすることができます。例えば子供二人の場合、まだ小さい時は1部屋で共同で使うことができます。残りの1部屋を夫婦の部屋にし、和室を遊び場にすることで、リビングから見渡せるので親としても安心です。
1歳未満の赤ちゃんならより安心
リビングの場合で1歳未満の赤ちゃんがいると、テーブルの角、テレビのリモコン、棚などあらゆるものが赤ちゃんにとっての危険アイテムとなりがちです。ガラスのインテリアグッズは置かないようにし、クッション性の高いものを置くなどしなければいけません。そんな時、リビング横の和室は便利です。
ベビーゲートさえ置いておけばリビングを赤ちゃん仕様にする必要はなく、赤ちゃんを見ながら、リビングでママ友とゆっくり過ごせますし、夕食の準備の時も、赤ちゃんが気になって仕方がない、赤ちゃんがキッチンに入ってくるなどの危険も防止できます。
とにかく物置にする
リビングの横の和室の中には、中和室と呼ばれる窓のない和室であるケースがあります。本来、3LDKではなく2LDKsと表示されるべきところを、3LDKで売り出していることがあります。購入する時や賃貸する場合は、リビング横の和室に窓があるかないかを確認することが必要です。
窓がないことで、換気しにくい部屋になりますし、エアコンも付けられないので夏場や冬場は湿気がたまりやすくなります。そのような場合、あえて家じゅうの収納アイテムをすべて和室に置くことで、他の部屋を広々使う方法もあります。
広い床の間として使う
最近は、趣味が本格的になっていることから、趣味スペースに使うのはいかがでしょうか。生花、茶道、ヨガ、舞踏、陶芸、フラワーアレンジメントなど、出来た作品を飾ることもできますし、練習場所にもなります。
広めのリビングとして和室も使う
3LDKの和室をあえて、リビングにくっつけることで、広めのリビングにしてしまうのはいかがでしょうか。テレビ、収納アイテムを和室に置くことで、リビングをより広く使うことができます。
狭いダイニングとして使う
3LDKの場合、ダイニングスペースをなくし、和室にテーブル、テレビを持ってくることで、ダイニング部分をリビングの一環として広く使うこともできます。来客などが来ても広々使えそうです。
リビング横の和室は応用すれば様々な使い方がある
3LDK横の和室も、工夫次第でリビングや他の部屋の機能をより有効に使う部屋として利用できるようです。中和室などは、個人スペースとしては使うことは難しいですが、リビングやダイニングをより広く使うためのアイテムとして使っていけばいいのではないでしょうか。