戸建てを購入したり注文住宅で立てた場合、販売価格以外にも税金という支出がでてきます。戸建てにかかわる税金は増える税金のほかに、戸建てを購入、建てたことによってお得になる税金もあります。戸建てにかかわる税金についてご紹介します。
固定資産税は毎年払わなければいけない税金
固定資産税は戸建てを保有している限り払っていかなければいけない市町村の税金です。固定資産税は毎年1月1日に戸建てを保有していれば課税されてしまいます。そのため、もし売却日が1月3日になっているのなら、12月末日までに前倒しすることをおすすめします。
そうでなければ、1月1日に保有していることになるので、その年度のすべての固定資産税を払わなければいけなくなるからです。
固定資産税は年4回に分けて支払っていく
固定資産税は、市町村によってその時期は少し違いますが、4回の分割払いになっています。例えば、東京都の場合、6、9、12、2月が支払い月で、15日前くらいに納税通知書が送付されてきます。一括納付の金銭面でのメリットは特にないようです。
ただ、振り込み忘れがあると延滞税が発生するので、その防止のためには有効だと言えそうです。
新築の場合~3年間は半額になる
固定資産税を払う場合、戸建てが新築なら3年間は半額ですみますし、マンションなら5年間は半額になるようです。ただし、減額措置を受ける場合、面積に制限があります。
・50ヘーホーメートル以上240ヘーホーメートル以内
この面積以上、これ以下なら減額措置はないようです。
住宅ローンを組んでいる場合は所得税がお得になる?
住宅ローンを組まれている場合、住宅ローン減税があります。例えば今年戸建てを購入、20年ローンを組んだ場合、10年間は住宅借入金の未返済残高の合計の1%を、所得税から控除できるメリットがあります。
ただし、限度額があり、計算額が40万円を超える場合は40万円が最大の税金から差し引くことが出来る控除額となります。
その住宅の購入年度により限度額は違う?
今年は最大所得税の控除額が40万でしたが、年度によっては、20~50万と差があります。高い住宅ローンを組もうとしている場合は、最大控除額が高い年度を選んだほうがいいことになります。ちなみに平成30年までは最大限度額は40万のようです。
固定資産税も加味した住宅ローンを組むことがポイント
住宅ローンの額を決める時、毎年発生する固定資産税の額のことも考えておく必要がありそうです。住宅ローンとともに、固定資産もいわゆる家賃のようなものなので、あらかじめ貯蓄しておくなどしておくことも必要す。