メンテナンス代はどちらが高い?戸建てとマンションの維持費

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戸建てとマンションどちらの購入をしようか検討中の方もおられるのではないでしょうか。購入すればそれでコストは終わりではなく、今度は維持費という新しい支出が出て来ます。維持費について、戸建てとマンションのどちらが安くなるのかについてお伝えします。

マンションの維持費はどれくらい?
マンションを購入した後、マンションだけにかかる維持費はこちらです。
・修繕積立金
・駐車場代
・駐輪場代
毎月3万円とした場合、年間で36万、20年住んだ場合720万もかかることになります。

一戸建てだけにかかる維持費にはどんなものがある?
一方、一戸建ては駐車場付きのものを購入すれば駐車場代も、修繕積立金とともにいらなくなります。
ただ、家そのものの老朽化があった場合、自己負担になるというデメリットがあります。住み始めてから20年くらいで老朽化は目立ってきます。

・外壁
→家自体が屋内にあれば、雨や紫外線から守れるので老朽化する時期が長引かせることもできますが、ほとんどの家はそうではないようです。
→相場はだいたい60~140万

・お風呂場のタイルの張り替え
→20万くらい(床・壁共に張り替える場合)

・シロアリの駆除
→1坪3.3平方メートル、戸建ての平均坪数は40坪ほどです。駆除単価を1坪あたり8千円とした場合、32万ほどになります。浸食が進み、建て替えが必要になれば、数百万の資金が必要になることもあるようです。ここでは駆除だけにしておきます。

・庭の手入れ費用
→年に数回の庭の手入れ費用がかかります。草ひき、剪定など1回あたり3万として年間6万。20年住んだとして120万ほどです。

・隙間風対策のための二重窓
→大きな窓だと50万くらい、普通の窓だと30万くらい。リビング、キッチンだけなら100万くらい。

戸建てとマンションどちらの維持費が高い?
マンションは総額でみると800万近く余分に必要になります。戸建ては400万くらいでしょうか。トータルとしてはマンションの方が維持費が高いことに。
しかし、月々の支払の結果なので、そこまで高くは感じないのが実情ではないでしょうか。一方、一戸建ての場合、老朽化がくれば、戸建てのあちこちにガタが来ますので、まとまったお金が必要になると予測されます。

もともとの資金がある場合は戸建てのほうがお得
維持費の総額で考えると、マンションのほうが戸建てよりも高くつくことがわかりました。しかし、戸建ての維持費はまとまった資金が必要なことも。
購入時または、購入後に一定のまとまった資金が得られる可能性がある場合は、マンションよりも戸建てがおすすめだと言えそうです。

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