3LDKの部屋で1番気になるのは、リビング・ダイニングのレイアウトではないでしょうか。何に気をつければ、ありきたりな印象をあたえない3LDKの部屋になるのか、レイアウトのポイントをお伝えしていきます。
縦長か横長かで違ってくる?
リビング・ダイニングが縦長の場合と横長の場合で、レイアウトの完成イメージは変化してくるはずです。
・縦長:リビングはリビング、ダイニングはダイニングという仕切りが必要
→その結果、リビング(ダイニング)という1部屋を凝ることが出来る。
・横長:リビング・ダイニングを一体化してレイアウトを考える
→全体の調和を大切にする
縦長の場合のレイアウトポイント
3LDK のリビング・ダイニングで縦長の場合は奥行があるため、リビングはリビング、ダイニングはダイニングという部屋の独立性を高めることが出来そうです。ポイントはこちらです。
・ポイント:リビング・ダイニングを対照的なインテリアにする
例えば、リビングがヨーロピアン風なら、ダイニングはアンティーク調などにすることで、Wのインテリアコーデを楽しむことが出来ますし、見た目もバラエティー感が出せます。思い切って、壁紙のカラーを替えることで、ダイニングからリビングへ移動したときの気分の変化、またその逆の変化も楽しめます。
横長の場合のレイアウトポイント
3LDKの部屋の横長リビング・ダイニングの場合、タンス、テーブル、テレビ台の木の材質を同じにすると部屋全体に統一感が出ます。
それぞれがとても高級感のあり、いいものであったとしても、統一感がなければ展示会のような印象を与えてしまうからです。もし、同じ材質で揃える事が難しければ、同じ色調にするだけでも全然違ってきます。
部屋全体のイメージを天井の色で表す
例えば縦長の部屋の場合、キッチンを可愛く北欧風にしたいと思ったとしましょう。黄色とベージュを基調としたアイテムでまとめたとします。実は、天井を黄色またはベージュにすると、部屋全体のイメージがとても効果的にイメージに近づきます。
例えば、カーテンがベージュとクリーム系の黄色の模様のものだったとします。壁はホワイトだったとします。天井を明るいレモン色にするだけで、部屋のイメージが明るくなるという訳です。
採光が無い場合~照明器具で工夫
しかし、採光が無い部屋の場合は逆効果となることも。例えば、リビングに採光がなかったとします。青を基調としたかったので、天井に濃いブルーの壁紙を貼ったとすると、採光が部屋に反射されないのでより暗い部屋になります。
その場合は、天井、壁は白にします。その代わり家具を青にする、カーテンを青にするだけで、より青(イメージ色)の効果は高まります。
しかし、天井をイメージ色にすることで、部屋のイメージ色をより効果的に印象づける事をしないのは勿体ない気がします。そこで、考えるのは照明です。
・リビング・ダイニングの天井の色を純粋に出せる照明器具を選ぶ
→蛍光灯やLEDがおすすめ
オレンジ色の照明は、それだけでラグジュアリー感を出せます。しかし、家具や天井のカラーを純粋に出せない面もあります。そこで、天井にイメージカラーを施す天井紙を貼る場合は、照明を蛍光灯かLEDにしましょう。
そうすることで、夜になるとイメージ通りな部屋にすることが出来そうです。ラグジュアリー感を出したければ、部分照明をつけるなどするのはいかがでしょうか。
ますます広がる3LDKの部屋レイアウト
今回はイメージをよりリアルに印象づけるためのポイントをお伝えしました。まずはどんな部屋にしたいのか、イメージすることから始めてみませんか?