3LDKの光熱費はどれくらい掛かっているものなのでしょうか。また、ガス、電気、水道のうち、どの部分に一番コストが掛かっているものなのでしょうか。3LDKの光熱費についてお伝えします。
光熱費とは?
日々使っている電気料金、ガス料金、水道料金を合わせて光熱費といいます。いずれも基本料金と実際に使った消費量の合計額になっているようです。
以前は、オール電化により電気料金が増える傾向にありました。
しかし、オール電化の場合、震災などの災害時に全部ストップしてしまうことから、ガスコンロを利用する人も増えてきています。また、浴室暖房や給湯機などの普及でガス代が上昇しています。
3LDKの光熱費
一般的に、1カ月あたりの3LDK の光熱費はこちらになっています。
・電気代:4,000~13,000円
・水道代:3,000~12,000円
・ガス代:5,000~13,000円
なぜ幅があるの?
同じ3LDKでも、その人が1人暮らしの単身世帯か、ファミリー世帯かなどによって光熱費が変化してきます。例えば、光熱費を安くおさえられている世帯は、単身世帯か共働き世帯で子供がいない場合などが挙げられます。その場合、家にいる時間帯が、19~8時くらいまでになるからです。
一方、子育てや介護中、在宅での仕事などをお持ちの場合は、1日中家にいることになるので、3LDKの光熱費は高くなりがちです。
3LDKの光熱費~節約方法
光熱費を節約する場合、いくつか方法があります。
・ガス代
1.寝る時はお風呂やキッチンの給湯器の電源を切る。
2.お風呂掃除はお風呂上りすぐにすれば、お湯でなく水でも汚れは十分とれる
3.長時間使う煮物よりも、焼き物をメインとしたレシピにする
4.洗いものについて、すすぐ時は水、最後にお湯をかけるだけにする
・電気代
1.暖房については、我慢できなくなるまでは、着こむことで対応する
2.冷蔵庫、冷凍庫に満タン食材を入れない。必要な時に買うようにする。
3.できるだけリビングやダイニングにいるようにし、3LDKの3つの部屋には寝る前だけ使うようにする。
4. 勉強部屋などは1つの部屋にする。
・水道代:
1.トイレ→お風呂→キッチンの順番で水道代は掛かります。トイレについて、レバーの大小を使い分けることが必要です。お風呂については、お湯の量を少なくするなど工夫しましょう。キッチンについては、水やお湯のボリュームを少しさげるだけでも全然違ってきます。
3LDKの光熱費を下げるポイントは、部屋の全部をフル回転で利用しないこと、そしてガス、水道、電気それぞれで少しずつ無駄な利用を省くだけで節約につながりそうです。