3LDKの賃貸物件の場合、退去時のクリーニング費用はいくらくらいかかるものなのでしょうか?引っ越し後に大家さんチェックが入るので、引っ越し当日に、家具などをよけた後で掃除しておくこともポイントです。住み方次第ではクリーニング費用がとても高くなったり、戻ってくるはずの敷金も少なくなったりすることも。
クリーニング費用は2種類?違いは?
退去時のクリーニングについては2種類考えられそうです。まずは退去時の部屋の状態のまま、クリーニングだけで終わることができる場合です。その場合、別途オプション費用はいらないので、比較的安くクリーニングできるようです。
クリーニング代は敷金から差し引かれる?
キレイに使っていた場合でも、3LDKのマンションのクリーニング費用は、安くて5万ほど、高くて12万ほどするので敷金から差し引かれるようです。内容は、キッチン、浴室、玄関、トイレ、フローリング、ガラスサッシ、網戸などです。
額については、退去時の様子で大家さんが判断することも。きれいに使っているつもりでも高いクリーニング代を請求されるなどすれば、契約書をまずみてみましょう。額が書いていない場合であまりにも高いと思ったり、契約書に書いていないのに請求されたりする場合などは、不動産会社に相談してみるのも1つです。
たばこを吸っている場合はさらに高い?
きれいに使っているから大丈夫だと思う時があります。しかし、たばこを吸う人が家族にいた場合はそうでもないようです。その理由は、壁紙です。たばこのヤニでいつのまにか変色してしまった天井や壁紙がある場合、貼り直しが必要になるからです。壁紙の貼り直しは、通常の3LDKのクリーニング費用である現状・回復費用とは別となり、張り替え費用を大家さんから請求されることもあるようです。
家具を搬出した時にできたシミは?敷金から差し引かれない?
引っ越しの後、大家さんから壁紙の張り替え費用を敷金から差し引くという連絡があったとします。たばこは吸っていないけれど、引っ越し時に冷蔵庫やタンスを搬出した時に、壁紙が汚れていたから仕方がないと思われた方もおられるかも知れません。
しかし、冷蔵庫や家具の配置による自然な壁紙の汚れについて、それを理由に壁紙を張り替える場合は、大家さん負担になるようです。敷金から差し引かれる場合とは、アクシデント的に焦がしてしまったり、窓ガラスに傷をつけてしまったりなど、自然現象とは見受けられない場合やたばこのヤニなどです。敷金が3LDKのクリーニング費用を理由に全額返還されない場合、クリーニング費用の内訳、理由を聞いてみる事をおすすめします。納得がいかない場合は、大家さんに直接聞いてみるか不動産会社にご相談されるのもいいかもしれません。